





音の始源を求めて #4 佐藤茂の仕事
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「音の始源を求めて」シリーズの中でも曰く付きで入手困難な1枚。
NHK電子音楽スタジオで佐藤茂が手掛けた電子音楽作品を収録。制作の多様化とコンピュータ・ミュージック1三保敬太郎「デヴェルティメント」打楽器の生演奏と電子的に制作した打楽器音のライブ演奏作品。これまでは、多くのテープ音を何度も積み重ねた「オフライン演奏」が主体であったが、この曲では数台のテープレコーダーにオペレーターがつきテープを演奏する「オンライン演奏」を行い、作品の多様化が始まった。 2一柳 慧「東京1969」当時テレビ、ラジオで流れていた音を素材音とし、自然界の不確定現象を電子音で音楽の中への取り込むのが作曲思考の作品。電子音楽スタジオのほとんどの機器を不規則に接続し、学生たちが各機器を不規則にオペレーションし録音された。 チャンスオペレーションによる斬新な環境音楽。 3三善 晃「トランジット '69 」テープ編集とミックスダウンが大切な役割をもつ。打楽器の生演奏にリング変調器を使って音色を変えながら、収録した音と電子的に作った打楽器音を合成して制作した。約九百音ものテープ素材音の中から有用な素材音を聴き出す煩雑さは作曲者を悩ませた。 4柴田南雄「閏月樟歌」胡弓(二胡)と太棹で構成されたたライブ演奏と、プリレコーディングした胡弓、太棹の音を電子的に変調した音の同時ライブ演奏を想定した曲である。変調音が生演奏を強調できるように構成された。 5小杉武久「キャチウエーブ」。6武田明倫「パノラミックソノール」NHKで初めてのコンピュータミュージック。素材音をコンピュータ FACOM270/30で制作したが、リズム制作、エコー付加、合成ミキシングは電子音楽スタジオで行なった。 当時コンピュータは現在のPCの百万分の1以下の性能だった。
一柳慧の「東京1969」は今聴いても新し過ぎるぅ。
【アーティスト】佐藤茂 / 三保敬太郎、一柳慧、三善晃、柴田南雄、小杉武久、武田明倫
【フォーマット】CD 帯付
【発行】Sound3 2005年
【状態】良好
*状態に就いては私感となります。新品では無い事をご了承下さい。
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